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【あらすじ】

出世したバリキャリの母。

慕ってきた定年後の父。

別れる。

 

女と男、妻と夫の今までとこれからのお話。

今のあたりまえ、から、次のあたりまえ。

 

実話を基に子が脚本を書いて演出し、実父も出演する三鷹でのお芝居。

【コメント】​

MITAKA "Next" Selectionに選んでいただいたので、

「次」にまつわることをします。
次々と遭遇しまくる「あっちは満足、でもこっちは超不満」という摂理みたいなものは、どうすりゃいいのか悩んだり聞いたり抵抗したりしながら、なんというか公演を行うというより、発表をする気でいます。

尊敬する俳優の方々に加え僕の実父も出演し、素晴らしいスタッフの方々と共に作る発表を楽しんでただければ幸いです。

みなさま、どうかお願いします! (池田 亮)

【キャスト・スタッフの紹介】

名前をクリックすると個人のリンクへ飛びます

ニッポンの河川の構成員で様々な舞台で活躍する森谷ふみさん、

毛皮族、ブス会*等への出演や来年ねじリズムにて演出をする高野ゆらこさん、

ウンゲツィーファ等で俳優としても活躍する黒澤多生さんを始め、

ゆうめいへ出演していただいた経験のある、ままごとの石倉来輝さん、エンニュイの児玉磨利さん、天ぷら銀河の中村亮太さん、矢野昌幸さん、ゆうめいの田中祐希小松大二郎、池田の実父である五島ケンノ介さんが『姿』に出演します。

舞台美術は『なむはむだはむ』やハイバイ、さいたまゴールドシアター等で活躍する山本貴愛さんが初めて参加していただき、​

ゆうめいの『弟兄』以降度々オファーさせていただいております音響の鈴木はじめさん、照明の中西美樹さんともクリエイションを行います。

ゆうめいの宣伝美術・フライヤーデザイン担当の田中涼子、制作・プロデューサーの黒澤たける、助手の佐々木啓太さん、作・演出の池田 亮、以上のメンバーで​作ってゆきます。

【記録写真ギャラリー】

ゆうめい『姿』

MITAKA “Next” Selection 20th 参加

三鷹市芸術文化センター 星のホール

〒181-0012 東京都三鷹市上連雀6-12-14

JR三鷹駅南口2番バスのりばから3つ目「八幡前・芸術文化センター」下車すぐ

または、6・7番のりばから「八幡前」下車 1分

または、徒歩約15分

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チケット予約【終演いたしました】

【感想・口コミ等はコチラ】

https://togetter.com/li/1413189

【『姿』記録映像の期間限定配信のお知らせ】

12日(土)13日(日)に観劇予定だった方で「振替といえど14日も都合が合わない」とのお声を電話、メール、Twitterでいただきました。


そこで提案なのですが、

以下の日程で記録映像を公開させていただきます。​

ご覧になれるのは以下の日程です。

・2019年10月12日(土)14時から13日21時まで

詳細・経緯・視聴はこちらからお願いいたします。

※配信は終了しました。ありがとうございました。

https://www.yu-mei.com/20191012-13

【追加公演決定】
10月12日13日の上演中止に伴い、追加公演が決定しました。

追加になったのは以下の回です。

・10月14日18時開演

【台風19号に伴う公演中止】

台風の影響を鑑み、

・10月12日(土)14時/19時

・10月13日(日)14時/19時

 

の4回を中止とさせていただきます。何卒ご了承ください。

出演

森谷ふみ(ニッポンの河川) 高野ゆらこ 五島ケンノ介 

石倉来輝(ままごと) 黒澤多生 児玉磨利(エンニュイ)

中村亮太(天ぷら銀河) 矢野昌幸

田中祐希 小松大二郎 ※順不同

舞台美術・衣装

山本貴愛

舞台監督

黒澤多生

音響

鈴木はじめ(妖精大図鑑)

 

照明

中西美樹

宣伝美術

​田中涼子

制作

黒澤たける

制作助手

佐々木啓太

作・演出

池田 亮

協力 

ニッポンの河川 ままごと エンニュイ 天ぷら銀河

妖精大図鑑 infini 松竹芸能 株式会社PTA 

主催

公益財団法人 三鷹市スポーツと文化財団

上演時間

​約2時間

【長めのコメント、もしくは創作ノート】2019年6月

こんにちは、ゆうめいの池田です。上記にコメントを書いたのですが更にコメントを書きます。
以下、ここ最近の話をします。多分長いです。

去年から今年にかけて小説、アニメ、バラエティ、教育番組、教育漫画、YouTuber、バーチャルYouTuberなどなど脚本や構成作家の仕事をぺーぺーながら沢山やらせていただきました。

「オッケー、池田! あれやって!」と言われたら電子音より我先に「やりまあす!!」と、AIに対抗するぐらいやったと思います。うはあーい!自分はなんでも知りたいんでやりまーす!やりまくります!というような感じでやってました。身近なところで対立というか別れというかモヤモヤしたことがあり、自棄になった状態でもあったなと振り返ります。

そんなこんなでどっかに無理が生じていたのか(生じていた認識は自分にありませんでしたが)、免疫力の低下で壊死性リンパ節炎という病を患いました。

高熱が出て、喉の近くに500円玉を3枚重ねた大きさぐらいの軽く触れてもズコンと激痛が迸るコブができました。

その治療により自分が受け持っていたお仕事を止めてしまって、関係者の方々へは改めてお詫び申し上げます。申し訳ございません。

退院後も熱は下がらず痛みも止まず、処置としてとにかくじっくりと安静にして、家のベッドで痛いふざけんなと呻きながら闘っていますと(解熱剤が全然効かない!)、飼い猫がいつも通りグルグルと喉を鳴らして甘えてきました。

そしてリンパのコブを下顎でスリスリされてしまい、ジギィィンという激痛であやうく、グーで動物虐待をしてしまうところでした。寸でのところで拳は猫の可愛らしい頭部から逸れて、ポカリとリポビタンDを倒しました。本当に殴らなくてよかった。あっちは甘えてきただけだろうしよかった。猫を殴ろうとしたのを自己嫌悪しましたが、それより痛みが辛いのでとにかく呻ってました。多分自分は、手を出す/出さないの葛藤が「これ以上はキャパオーバー」みたいなあっぷあっぷな状態でこそ顕著に起こってしまうのではないかと思いました。

自分はよく「なんであんなこと考えた」「あの時こうしときゃよかった」とほぼ毎日寝る前に辛かったこととか恥ずかしいことを沢山思い出して悶えるのですが、「あの時もし猫を叩いてしまったら」とようやく解熱剤が効いてきた時に反省していると、仕事や体調や環境など、多分そういうことがきっかけで手を出してしまったであろう家族や知人や対立しまくった人たちのことも思い出していました。彼ら彼女らに対しては怖いと感じる部分もあり、今まで距離を置いてもいました。だけどその“多分そういうことがきっかけ”というのも自分の憶測も入っていて不確かで、「どうして自分は暴力をしそうになったのか」という本人自身の経緯や理由を詳しくは知りませんでした。

それを詳しく知ったところで手を出された時の嫌悪は抜けない、本当に知る必要があるのかとも思われるかもしれませんが“多分そういうことがきっかけ”というのに終始したくない気持ちがありました。真相は分からないままモヤモヤしているという状態が自分は苦手だからかもしれません。

今回の劇は、その本人たちへの直接の取材と対話を基に“多分そういうことがきっかけ”と今まで決めつけていたのを掘り下げて、自分の想像だけでは終わらない話をしたいと考えています。あの時「多分」で括ってしまっていたけど、今度は括らないようにして。またリンパが変にならないように気を付けもして。「これから何が起こるか分からない」という未知だった部分を、今までの経験からどうにかして「これが起こるかもしれない」と少しでも予知というか導き出すことはできないだろうかと考えながら、取材や体験を基に作品を作っていく予定です。

今年に入ってリンパの患いは完治しました。しかし、再発してしまいました。また完治しました。一回目のは完治ではありませんでした。

これで多分、さっそく多分という言葉を自分も使ってしまいましたが多分もう完治しました。自分の体のこともまだ全然知りません。
2019年6月8日現在、いろいろと取材してるのですが、本人たちへ「どうしてそういうことをしたんですか」と聞くと「多分こういう理由で」と結構本人からも「多分」という言葉が出てきております。自分と他者の「多分」の中には何が含まれているのだろうと考えながら取材を繰り返しています。

コブが治ってから仕事を再開しました。会社のとてもお世話になっている先輩に何度も奢っていただきました。ありがとうございます。

7年同棲していた人と結婚しました。三鷹へ引っ越しました。今後ともお願いします。

自分の名前を出さずに演出して作品を作る仕事(隠れ作家、ゴーストライター的なこと)もするようになりました。

 

こんな上記のことと、なんか培えたことと、なんでか変わらないことと、みんなと僕がおもしろいと思うことを舞台で発表します。

最近の話は以上です。多分、読んでいて長かったのではないかとも思います。

読んでいただき本当にありがとうございます。

どうか『姿』をよろしくお願いいたします。三鷹にて心よりお待ちしております。 (池田 亮)

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